仮称だったワークショップは「歌と楽器で“マリア賛歌”を楽しむ会」から「ルリジサの会」へ改名いたしました。

ルリジサとはハーブの名前です。

中世では騎士が士気を高めるためにハーブティーとして飲んだ他、聖母マリアの青い服を描く際の塗料の材料としても用いられました。

聖母マリアの奇跡物語を歌う会としてはこれ以上の植物の名前はないでしょう！

2019年はこのワークショップを継続して行いました。

主宰者・宇治美穂子と「アンサンブル・パテラ」メンバーである大伴やよいは、2019年7月29日～8月3日の間、フランスはリヨンで行われた中世音楽の講習会に参加してまいりました。

講習会の成果として演奏を披露し、解説を交えながら現地で撮影した写真のスライドショーをお客様にお見せする「渡仏報告会」を札幌市内の中学校にて開催いたしました。
　
渡仏報告会のフライヤーです▶ PDFファイルを表示

中世ヨーロッパといえばフランスの存在は欠かせません。

中世の街並みが残り、山に囲まれた自然の村で受講生が生活を共にする。

村の中にある小さな教会が講習会のレッスン会場であり、コンサートホールでした。

近郊に存在する教会や施設にも赴き、改めて自分たちが学んでいるものの奥深さを痛感致しました。

このスライドショーは今後、いずれかの機会で改めてお披露目したいと考えております。